コラム

2026.06.15

徹底解説 / 脂肪溶解注射

脂肪溶解注射の腫れは何日続く?目立つ期間や経過を解説

脂肪溶解注射に興味があっても、「施術後にどれくらい腫れるのか」「顔がパンパンに見えないか」「仕事や予定に影響しないか」と不安に感じる方は多いのではないでしょうか。特にフェイスラインや二重あごなど顔まわりへの施術では、腫れやむくみが見た目に出やすい場合があります。

この記事では、脂肪溶解注射で腫れが起こる理由や続く期間の目安、腫れを抑えるために注意したい過ごし方、相談が必要な症状について解説します。 

脂肪溶解注射で腫れが出る理由と続く期間の目安 

脂肪溶解注射後の腫れは、注入による刺激や薬剤への反応として起こることがあります。腫れの程度や続く期間は、施術部位、注入量、薬剤の種類、体質によって異なります。一般的には数日から1週間程度で落ち着くことが多いとされていますが、薬剤によっては10〜14日ほど続く場合もあります。 

注入した薬剤や施術部位の反応で腫れ・むくみが出ることがある 

脂肪溶解注射は、気になる部位に薬剤を注入する施術です。注射針による刺激や、薬剤が皮下組織に広がる過程で、腫れ、むくみ、赤み、痛み、内出血などが出る場合があります。特にデオキシコール酸を含む薬剤では、脂肪細胞に作用する過程で一時的な炎症反応が起こり、腫れを感じることがあります。

ただし、腫れの出方は薬剤の種類や濃度、注入量、施術範囲によって変わります。顔の狭い範囲に注入する場合と、腹部や太ももなど広い範囲に注入する場合では、見た目の変化や違和感の出方も同じではありません。施術前には、使用する薬剤の特徴や想定されるダウンタイムを医師に確認しておくことが大切です。

顔まわりや二重あごは腫れが目立ちやすい場合がある 

脂肪溶解注射は、フェイスライン、頬、二重あご、腹部、二の腕、太ももなどに用いられることがあります。そのなかでも顔まわりや二重あごは、他人の視線が集まりやすく、腫れやむくみが見た目に影響しやすい部位です。施術直後から数日は、輪郭が普段より丸く見えたり、あご下に厚みを感じたりする場合があります。

接客業や営業職、オフィス勤務などで人と会う予定がある方は、施術日を慎重に決める必要があります。大切な写真撮影、会食、旅行、面接などが控えている場合は、腫れが出る可能性を踏まえて日程に余裕を持たせましょう。周囲に気づかれたくない方は、施術前に腫れやすい時期を確認しておくと安心です。

腫れが落ち着くまでの期間には個人差がある 

脂肪溶解注射後の腫れは、一般的に数日から1週間程度で落ち着くことが多いとされています。ただし、薬剤の種類や注入量、施術部位、体質によっては、腫れや痛みが10〜14日ほど続く場合もあります。施術後すぐに変化が落ち着くとは限らないため、翌日から普段通りの見た目に戻ると考えて予定を組むのは避けたほうがよいでしょう。

また、腫れの感じ方には個人差があります。同じ部位に同じ薬剤を注入しても、むくみやすい方、内出血が出やすい方、赤みが残りやすい方では経過が異なります。強い痛み、熱感、赤みの悪化、腫れが長期間続く場合や左右差が気になる場合は、自己判断で様子を見続けず、施術を受けたクリニックへ相談してください。

脂肪溶解注射後の腫れを抑えるために注意したいこと 

脂肪溶解注射後は、血流が高まりやすい行動や注入部位への強い刺激を避けることが大切です。腫れの出方には個人差がありますが、施術後の過ごし方によって目立ちやすくなる場合もあります。予定がある方は、施術前に注意点を確認しておきましょう。 

施術当日は飲酒・長時間の入浴・激しい運動を控える 

施術当日は、飲酒、長時間の入浴、サウナ、激しい運動など、体温や血流が上がりやすい行動は控えることが望ましいです。血流が促されると、腫れや赤み、内出血が目立ちやすくなる場合があります。

シャワーの可否や入浴再開のタイミングは、クリニックの方針や施術部位によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。特に顔まわりや二重あごに脂肪溶解注射を受けた場合、腫れが見た目に影響しやすいため、施術当日の予定は詰め込みすぎないようにしましょう。仕事や外出の予定がある方は、翌日以降の過ごし方も含めて医師に相談しておくことが大切です。

自己判断で強く揉まず医師の指示に従ってケアする 

脂肪溶解注射後に腫れやむくみを感じると、早くなじませようとして注入部位を揉みたくなる方もいます。しかし、自己判断で強くマッサージすると、赤みや痛み、内出血が目立つ原因になる可能性があります。

薬剤の種類や施術方法によっては、軽いマッサージを案内される場合もありますが、すべてのケースで必要とは限りません。そのため、施術後のケアは医師や看護師から受けた説明に従うことが基本です。冷却の有無、メイク再開のタイミング、洗顔時の注意点などもあわせて確認しておきましょう。腫れを抑えたい場合ほど、自己流のケアではなく、施術内容に合った対応を選ぶことが重要です。

強い痛みや赤み・熱感・長引く腫れがある場合は相談する 

脂肪溶解注射後は、腫れ、むくみ、赤み、痛み、内出血などが出る場合があります。多くは時間の経過とともに落ち着いていきますが、症状が強い場合や長引く場合は注意が必要です。

特に、強い痛みが続く、赤みが広がる、熱感がある、腫れが悪化している、しこりや左右差が気になるといった場合は、自己判断で様子を見続けず、施術を受けたクリニックへ相談しましょう。市販薬の使用や自己流の冷却を行う前に、まずは施術を受けたクリニックへ相談することが大切です。施術前に、相談すべき症状や連絡先、診察が必要になる目安を確認しておくと、万が一の際にも落ち着いて対応しやすくなります。

まとめ|脂肪溶解注射の腫れは経過と注意点を理解して判断しよう 

脂肪溶解注射後の腫れは、薬剤の反応や注入部位への刺激によって起こる場合があります。特にフェイスラインや二重あごなど顔まわりは見た目に影響しやすいため、仕事や大切な予定がある方は施術日を慎重に決めることが大切です。

腫れの程度や落ち着くまでの期間には個人差があり、使用する薬剤、注入量、施術範囲、体質によっても変わります。施術後は飲酒、長時間の入浴、激しい運動など血流が高まりやすい行動を控え、自己判断で強く揉まず、医師の指示に沿ってケアしましょう。

強い痛み、赤み、熱感、長引く腫れ、左右差などが気になる場合は、通常の経過かどうかを自分だけで判断せず、施術を受けたクリニックへ相談することが重要です。脂肪溶解注射を検討する際は、腫れやダウンタイムも含めて事前に確認し、無理のないスケジュールで受けるようにしましょう。

一覧に戻る

監修医師プロフィール

院長 木下孝昭

院長

木下 孝昭

Kosho Kinoshita
Doctor

経歴

2001年 愛知医科大学医学部医学科卒業

2001年〜2003年 姫路赤十字病院

2003年〜京阪神間の複数の急性期病院・老人病院・重症心身障害者施設・内科クリニック・透析センター・救急外来での勤務を通して、小児〜高齢者、急性〜慢性疾患、内科系〜外科系までの西洋医学の幅広い領域における疾病の治療にあたる。また、一方で兵庫県立尼崎病院東洋医学研究所にて東洋医学に関するトレーニングを受ける。さらに同時期、近畿大学医学部薬理学教室にて高血圧関連遺伝子探索の研究に従事する。

その後、大手美容外科・美容皮膚科クリニックでの勤務を経て、
2009年6月、兵庫県西宮市の阪急夙川(しゅくがわ)駅前にてKOSHO CLINIC開院。